20世紀の教育は機能価値の強化

ひたすら機能価値の強化に注力してきて20世紀の教育。それが成り立ったのは、家庭で盤石な存在価値基盤を創り上げていたから。ところが、21世紀には存在価値基盤の脆弱な子供たちが増えてきて、その上に機能価値の強化を図るのは、砂上の楼閣。しっかりとした土台（存在価値基盤）が出来ていない上に、いくら機能価値を強化しようと努めても、限界がある。21世紀の教育は、存在価値基盤の強化にある。